漆器をイメージし、朱と黒をベースにした配色と、光沢を抑えたコバ仕上げとしました。ヨーロッパから伝わった革の技法と日本古来の色彩の融合をお楽しみください。
製作過程の店長日記
全パーツ“ベタ貼り”のこだわり。耐久性と美しさを追求した意匠
*ベタ貼りとは*
極薄く漉いた革を貼り合わせ、一枚の板状の革にして使用する技法です。
革の繊維は床面(裏)側にいけばいくほどもろくなります。その為、同じ厚みで比較すると、ベタ貼りした革は一枚革よりもはるかに強い仕上がりになります。
革が持つ柔軟性を保ちながら、丈夫で美しいシルエットを長く保つことができます。
熟練の職人の手によるなめし(皮を革にする技術)と漉き加工技術
素材は伝統のピット槽なめし製法本ヌメ革。耐久性と革本来の風合いを保つ為、一切の妥協を許さない厳しい管理の元作られた至極の一品です。一枚の革を作り上げるのに2ヶ月以上の時間をかけています。
手作業を貫く熟練の漉き職人が商品に最適な厚みに革を漉いています。革の種類によって最適な厚さ、パーツごとに最適な厚さ考慮して厚みを指定しています。
素材 |
牛革、ポリエステル(糸) |
カラー名 |
・朱(プルアップワイン×ブラック)
・黒(プルアップブラック×ワイン)
|
サイズ |
縦:約100mm
横:約115mm
厚み:約18mm
|
こちらの商品のコバは、磨き上げた後樹脂を塗って仕上げています。
蜜蝋仕上げでの製作も可能ですので、詳しくはお問い合わせください。