手縫い財布

縫製は本体外側の縫い合わせに手縫いを採用しております。馬具制作に使用される製法で非常に手間がかかりますが、美しい縫い目と丈夫な作りが得られます。

全てのパーツの裏地にも同革を使用。贅を尽くした仕立てです。

ナイロンや合皮などを使用せず、表と同じ牛革を裏地にも使用しました。傷みやすい化繊素材や合皮を使用せず、丈夫で高級感ある仕様にいたしました。

対面から中身が見えないフラップ付き長財布

革紐財布の一番の特徴は、フラップを立てて使用するので、対面から中身が見えないという利点があります。対面から見えるのは革紐と財布背面の美しい一枚革。使う方の品格を高めてくれます。

丹念なコバの磨き。細部の仕上げの美しさを追求しました。

コバ(革のへり)は丹念に磨き上げた切り目仕上げです。鉋などで角を丸め、やすりがけし、染料を注し、布海苔で磨いた後に念を入れ、表面に塗料をコーティングして仕上げます。
念とは・・・縫い糸と革のへりの間に刻む線のこと。熱した特製のコテでへりを引き締めると同時に蜜蝋や染料を溶かし込む工程です。これらの工程により、緻密で堅牢な美しいコバを作り上げています。

容量

・ポケット大
・薄ポケット(1万円札が収まるサイズ)
・カードポケット×12
・ファスナーポケット(1万円札が入るサイズ)