久しぶりに工具紹介です。
以前も菱錐(ひしきり)の記事を書きましたが、今は違う錐を使っていたりするのでこちらも紹介させていただきます。
写真は国内の職人さんに作っていただいたもので、いつか仕立てようと思いながらずっと後回しになっていました。柄は黒檀で、革を知る職人さんならではの気遣いがなされた使いやすい形です。
これが砥ぐ前の刃。
このように研ぎ上がりました。
元々の刃の形状の事情もあり、いつもより尖り気味ではありますが、素晴らしい切れ味。
うちのエースに加わりました。
手前から日本、フランス、日本の菱錐です。
それぞれ刃のサイズや形状を変えてあって、作る製品や使い方によって使い分けています。
菱錐の刃は包丁と同じ砥石を使って砥いでいます。紙やすりを使う方もいますので、それぞれ試してやりやすい方法を見つけてみるといいのではないかと思います。