2015/09/03
第四回は念入れに使う道具の紹介です。
左より、
二重(ツル 薄物用 カバーが付いていて見えませんが)
二重(ツル 厚物用)
玉(ツル 薄物用)
玉(ツル 厚物用 電気)
玉アタマ(平 電気 未加工)
玉アタマ(平 電気 この一点のみ用途が違います)
捻を入れる道具といっても、縫い線を引くのに使うもの、仕上げに蜜蝋を入れ込むための物、飾り線を入れるもの、
それらを兼ねるものなど、当工房では用途によってそれぞれを使い分けています。
コバとステッチの間に入った線が捻で引いたものです。
熱でコバを引き締めつつ、蜜蝋を溶かし込んで丈夫にします。
工具のケースを作るのも楽しいです。
「念には念を入れる」という言葉の由来だという話もありますが、正確なところは定かではありません・・・。