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道具紹介7 鉋

少し間があいてしまいましたが、工具紹介第7回目は鉋(かんな)です。

古くから使われている大工道具ですが、今はもっぱら趣味の世界で使われているに過ぎない過去の遺物なのかもしれません。

万葉集に歌われるほど古くからある道具です。

真鉇持ち弓削の河原の埋木の顕るましじき事にあらなくに

(巻七 一三八五 岩波文庫による)

「道具古事記」 前久雄著より抜粋

現在使われている(鉋の良し悪しを話題にすることもあまりないかもしれませんが・・・)字は“鉋”ですが、古くは、“鉇”、“金+施”、金+色、金+「疑」の右側部分などなど、ググっても見つけられない字があてられていました。

これらの古い字が使われていた頃、カンナは今のような“台”に刃が納められた形ではなく、数十センチはあろう長い柄に刃がついた槍鉋(ヤリガンナ)と呼ばれるもののことを指していました。その後今のカンナの原型となる台カンナが生まれ、現在に残る多種多様な鉋へと変貌を遂げました。

革もの作りでは、コバの面取り以外でも、床面(裏のボソボソ面)を整えたり、漉いたり、包丁では難しい繊細な作業に使うことが多いです。

写真のものは革用に作られた鉋です。木工道具の分類の中では、豆反鉋と呼ばれる部類でしょうか。

砥ぎがうまくいっているかどうかで、仕上がりはもちろん、作業効率も大きく違います。よく砥げた刃での作業は気持ちがいいものです。

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