シザーケース
ヌメ革のシザーケース(ベージュ)はアリ?ナシ?《答えはアリ》
革好きな美容師さんからの要望で時々あるのが、「ヌメ革のシザーケース無いですか?」
ヌメ革シザーケース(ベージュ)はアリです!ただし条件付き
- 日本の"ヌメ革"はシザーケースに不向き!
- イタリアンレザーのナチュラルはおすすめできる。条件付きで。
そもそもヌメ革って?
ヌメ革とは、タンニンなめしという製法で作られた革の中で、染色や特別なオイル添加をしていないすっぴんレザーのことです。- ヌメ革はうまく扱えば美しい飴色になるが、絶望的に汚れやすい
- イタリアンヌメはヌメ革とオイルレザー良いとこどり。味が出るが汚れはさほど気にならない
ヌメ革がシザーケースに不向きな理由
先に書いた通り、ヌメ革は汚れやすい。でも、イタリアヌメならヌメ革に比べれば汚れはつきにくく、経年変化もきれいな茶色になりやすい。
イタリアヌメのシザーケースはアリですが条件付き
イタリアヌメのシザーケースを使うなら、マメなお手入れをすること。これが条件です。イタリアヌメ(ベージュ)のシザーケース、手入れをしないとどうなる?
日本のヌメ革ほどではないですが、すぐに水シミが出来たり、黒ずんでしまったりする可能性が高いです。シザーケースにおすすめの比較的汚れにくい革
例えば、当店でいうところの栃木レザーのブラックとダークチョコなど。まとめ
日本のガチのヌメ革はやめなはれ。当店では取り扱いは止めました。- 2019.06.29
- 11:56
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シザーケースのオーダーメイドが失敗する理由
シザーケースブランド経営者の立場でお話します。あなたが頼もうと思っているそのシザーケースのオーダーメイドは、高い確率で失敗します!その理由、対処法についてお伝えしていきます。
シザーケースのオーダーメイドはほとんど失敗します。理由はカンタンです
- 理由①-多くの職人(ブランド)は、モニタリングや検証を重ねずに商品として提供しているから
- 理由②-多くの職人(ブランド)は作り手がシザーケースを使う時の動きやその意味を理解していないから
シザーケースのオーダーメイドが失敗する理由①
経験値をフル活用して計算して製品化したとしても、一回目からいきなりうまくいくことなんてほとんどありません。どんな企業のどんな商品だって、新商品を作る時には、いくつものパターンを試し、モニタリングもしますよね?
既成品価格の2倍?5倍?それとも10倍?
安値なオーダーメイドで失敗する経緯
シザーケースのオーダーメイドが失敗する理由②
これがお財布やバッグであれば、職人自身の経験を活かすことができるし、お客様のいう内容もイメージがしやすいと思います。誰もが使う物ですから当然ですよね。
2、おすすめはカスタムオーダー。ちょい足しが上手な買い方です。
例えば、ダッカールの専用ベルトが無いシザーケースにダッカールベルトを追加するとか、予備のコームを多めに入れておきたいから、取り出しやすさは優先しない薄いポケットを付けて欲しいとか、ベルトを少し短めに作って欲しいとか。
もちろん、できることとできないことは作り手側にしかわからないことがありますので、デザイナーや職人の意見も聞きつつ、良い方法を探っていくのがベターです。
3、それでも弊社ではオーダーメイドを受けています。その理由は?
オーダーメイドを受ける理由は新商品開発!
そういう商品を提案することで、職人にスムーズに作ってもらうことができて、その結果、お客さまが受け取る商品のクオリティもおのずと上がるというわけです。
- 2019.06.14
- 12:51
- コメント (0)
御社ロゴ入りシザーケースを作りませんか?
- ゴールド箔押し
- シルバー箔押し
- 素押し(無色)
水シミができないシザーケース 誕生秘話
水シミができないシザーケース 誕生秘話
「今使ってるシザーケースがシミだらけになっちゃって・・・。シミにならない革ってないですか?」
他社のヌメ革のシザーケースを使っていたスタイリストさんの言葉です。
シミも自分の成長とともについてきたと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、シザーケースはきれいに使いたいと思う方もいらっしゃいます。
かくいう私も、ヌメ革のシミや汚れはあまり好きではないので、このご意見には激しく同意できます。
「”水に弱い”という革の欠点を補うことができたら、多くの理美容師様のお役に立てるのでは?」
と思い、防水の素材を探していたところ、この革に出会いました。
3Mスコッチ・ブライト™基準をクリアした防水防汚性能
防水性能は、革1枚1枚が3M社の認定機関のテストをクリアしたお墨付き。
さらに、防油効果も備えている為、皮脂やスタイリング剤などに含まれる油脂をブロック。革に好ましくない油脂が浸透することを防ぐことはもちろん、油脂や水分と一緒に汚れが革に浸み込むことを防ぎます。
だ・か・ら!きれいに使えるのです。
この製品の為に特注した、弊社オリジナルシュリンク加工!
素晴らしい防水性能を持つ革に出会えた時点で、私は既に興奮しておりました。しかし、あと少し。もう少しの手間を加えることで、求めているデザインを実現できる!
そう確信し、特注でシュリンク(薬剤により、革本来の地シボを強調したシボを入れる加工)を依頼。
シュリンクって?シボって?
シュリンクとは、薬品を加えて革を収縮させて、深いシボを付けること。シボというのは、革独特の凹凸としわ感のことです。
シュリンクさせることで、風合いが良くなるだけでなく、革の繊維が凝縮するので、革が丈夫になり、弾力が出て高級感を感じることができます。
シュリンクは塩梅が大事
何事もほどほどが一番。革の加工においても同じことが言えます。
もっとわかりやすくくっきりとシボを付けることもできますが、やりすぎると品がない。程良いところが一番おしゃれなので、その絶妙なラインを追求しました。
弊社のような小さなブランドが特注の革を作るなんて、もはや無謀ともいえるような愚行(しかも1st.ロットで4色!!)
しかもシュリンクレザー。
シュリンクすると革の表面積が縮み、歩留まりが悪くなります。面積で価格が決まる革素材においては、シュリンク加工で価格が上がってしまうのです。
どうしても、価格は1万円台に抑えたかったこの商品においては、コストはできる限り抑えたいのが本音。
懐具合は火の車ですが、仕上がった革を見て、全ての憂いは吹き飛びました。
美しい。
それに尽きます。
きっといいシザーケースができる。それも、今までに無い、多くの方のお役に立てる逸品になる。そう確信しました。
全行程メイドインジャパン
製作は、私ミコガイと、草加のベテランの職人Mさん、そして若いながらも優秀な千葉のYさんが行っています。
誰が作っても同じクォリティになるよう、密に意見交換を行い、技術指導を行ってまいりました。革の特注から製作、出荷まで、全ての工程を国内で、私の管理できる範囲内で行っております。
信頼できる確かな品質の、”本物のメイドインジャパンプロダクトです。
- 2018.05.29
- 18:50
- コメント (0)
deteの理美容師様用シザーケースのお約束
- ハンドメイドであること
- ユーザー目線であること
- 素材に妥協しないこと
- 手間を惜しまないこと
- シンプルイズベスト
1、deteのシザーケースはハンドメイド
工程ごとに一つ一つ確認しながら、それはそれは本当に、細かい部分まで丁寧に作り上げます。
接着
例えば、縫製前の接着。
縫わなくてもはがれないくらいに強力な接着剤を、ギリギリの薄さで二度もしくは三度塗り重ねます。この工程により、見た目が美しく、耐水性のあるコバ(断面)仕上げの”下地”ができます。
補強
2、deteのシザーケースはユーザー目線のモノづくりです
deteのシザーケースは、常にユーザーの生の声を取り入れ、進化を続けております。
例えば、当初から定番のS02シリーズ。
元々は、現在よりも縦の長さが短いケースでした。コームやシザーズが、レースの服に引っかかるというご意見を頂戴し、今のサイズになりました。
「他社のシザーケースは、ダッカールベルトがすぐに傷んでしまう。」という声を聞き、deteのシザーケースは、硬い芯を仕込んだ耐久性の高いダッカールベルトを開発しました。この技術は、S02b、S09-5、S10-5などのデザインに生かされています。
常に美容師様と連絡を取り合う環境にいるからこそ、生の声をフィードバックすることが可能になっています。
3、欧州メゾンのハンドバッグや財布と同じ素材を使用
H社、G社などでおなじみのシェーブル(ゴート、山羊革)。
- 2018.05.12
- 01:20
- コメント (0)
シザーケースとは
いきなりですが、“シザーケース”とは何でしょうか?
- 2015.06.29
- 02:21
- コメント (0)
カラー用グローブの収納について 美容師様向け
シザーケースを使う上で問題になるのが、「どこにグローブを入れるか」ということ。そこで、バッグのハンドルホルダーとして生まれた“YUFU-結- Lサイズ”を提案させていただきます。
- 2015.05.10
- 18:54
- コメント (0)
ここまでこだわる?deteのシザーケース
deteは、美容業界出身の経歴を生かし、創業当時より美容師の方々と二人三脚でシザーケースの開発に取り組んでまいりました。
オーダーメイドでのご注文もお受けしておりますが、それ以外の定番品も様々なラインナップをご用意しております。
上記はほんの一部ですが、容量、デザイン、予算など様々なニーズにお応えさせていただきます。
これらの多くは美容師さんのご要望から生まれたものです。現場の声を聞き、職人の妥協の無い仕立てで、日本一(使いやすく、品格のある)のシザーケース職人を目指しております。
[シザーケース一覧]
- 2015.01.20
- 02:16
- コメント (0)
本当に使えるシザーケースとは?
スタイリストが本当に使いやすいと感じるシザーケースはどんなケースでしょうか?付けた時に一番かっこよく見えるケースは?心から欲しいと思えるケースは?
首都圏を中心に多くの店舗様にシザーケースを提供し、美容師様からの情報を常に収集している当店には、シザーケースに関する様々なご要望が届いています。
- フタ付き
- 分解して掃除しやすい形
- 軽い
- 高級感がある
- 体にフィットする形
- 丈夫
- 手袋を入れたい
- コームをたくさん入れたい
- ブラシを挿したい
- ワゴンや台に置いて使いたい
- ベルトだけが欲しい
・・・etc.
それぞれのお客様がそれぞれの希望を持ってシザーケースをご注文なさいます。当店のシザーケースにもいろいろなタイプがございますが、4と6については全ての製品で実現していきたいと考えております。
- 2014.11.15
- 18:56