腰付け専用のベルトが付属します。
沖縄の伝統的な酒器の“抱瓶(だちびん)”からインスピレーションを得た、体に沿う形。フィット感に優れ、軽快なサロンワークを手助けします。
腰から太もものラインに沿うように、曲げながら貼り合わせて成形したパーツを使用しています。安定感のあるボックス型ですが、立体的な曲線で構成されていますので、滑らかで美しいフォルムを形成しています。装着した瞬間の優しい空気感を是非体感していただきたいです。
ドイツの伝統を継承するタンナーが手がける高級カーフ使用
ソフトな手触りと、品のある型押しの質感が特徴の輸入カーフを使用しました。 発色が良く、汚れや傷が付きにくい為、清潔感と品位を兼ね備えた高級素材です。
裏貼り仕様は5年後、10年後の為の惜しげない工夫。そこにはどんな意味が?
表裏に同じ革を張り合わせる“ベタ貼り”で作ることの利点として、以下の4点があげられます。
・耐久性の向上<
・型崩れを防ぐ
・革の床が露出しないので衛生的
・美しい仕上がり<
・軽い
当店のs-02シリーズを含め、流通しているカジュアルな革製シザーケースのほとんどは、厚い革を1枚で使用しています。1枚革でも使用できますが、使っていくとすぐに柔らかくなり、ヘタッとよれていきます。それを革のアジと見るかどうかは人それぞれだと思いますが、お客様の前で使い、安くないシザーズを収納するケースとしては、型崩れしていない清潔感あるケースを使うのも、お客様への心配りのひとつだとdeteは提唱しています。
革は床(裏面)が柔らかいので、一枚革は床に向かってよれたり曲がったりしやすいのですが、表裏にベタ貼りすると表裏両方からの張りにより、型崩れしにくい丈夫な革になります。その為、1枚革よりもずっと薄く仕上げることが可能になり、全体の重量を軽くすることができます。
とは言え、硬くなって馴染みにくくなっては元も子ありません。素材ごとに適正な革の部位と厚みを選択し、最適な硬さに制作しています。
また、毛羽立った裏面が露出していない為、毛クズが溜まりにくく、衛生面の向上にも一役買っています。
高級感を左右する丁寧な細部の仕上げ
コバ(革のヘリ)は丹精込めて磨き上げました。
鉋でコバの角を落とし、荒さを順番に変えながら慎重にやすりをかけ、染料で色をさし、天然の布海苔を付けて丁寧にみがきます。さらに蜜蝋を擦り込み、“念入れ”という工程で蝋を革の髄まで浸み込ませます。
一番時間をかけると言っても過言ではない地道な作業を繰り返し、美しく耐久性のあるコバを作り上げています。
こだわりの仕立て・収納量
・シザーズ5丁用
・ゆったりとしたコームポケット
・硬さの必要な箇所と革のソフトな質感を生かす部分で芯材を使い分けるなど、見えない部分の仕上げにも抜かりはございません。
参考価格6万円~
品番
s10-5
素材
牛革、ビニモ(ポリエステル糸)、真鍮
その他の革でも制作できます。
dete使用革について
サイズ
縦:約230mm
横幅(収納部分):約105mm
横幅(最大部分):約150mm
コームポケット奥行き内寸:約25mm
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